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tanたんの「死ぬまでうまいもん、あと何回?」

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2006年 02月 21日

神田・心の「油林鶏」

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おやじの街、神田。
私が就職で札幌から上京したときに、
一番最初に配属になった街である。




池波正太郎が、それも時代小説よりも、
食に関するエッセイが好きだった僕にとっては、
これ以上ない、というくらい最高の勤務先だった。

そんな初々しい社会人だったころに、
「心」と「油林鶏(ユーリンチ)」に出会った。

もちろん池波正太郎の本を営業カバンに忍ばせて、
「藪そば」「松屋(そば)」「松栄亭(洋食)」「万惣(ホットケーキ)」に
行ったこともいい思い出だけど、
心の油林鶏は、はずせない。

鶏のもも肉を、じっくり揚げることで外はパリパリ、中はしっとり、の
油林鶏ができあがる。かいわれと白髪ネギが添えられた上から、
七味唐辛子をしっかり振りかけて、ピリ辛で頂くのが僕の食べ方。

いつの頃からか「油林鶏」という文字がメニューにあるときは、
必ず注文するのだが、未だにこれ以上おいしい油林鶏に出会ったことが、僕はない。

神田・心
千代田区神田司町2-16-10
03-3258-8002

by tan0526 | 2006-02-21 14:58 | 今日のおいしいもん


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